津端さん夫婦はNHKの番組を見てから、二人の間を流れる空気感や丁寧な生活ぶりに憧れて、本を購入したりとずっと気になっていました。
その津端さんの映画「人生フルーツ」が鹿児島で上映されるのですが、4月末はもしかしたら見に行けないかもと思い、わざわざ宮崎まで見に行ってきました!
つばたさんちのキッチンガーデンは300坪の敷地に年間を通じて100種類の野菜は果物が植えられていて、その収穫したものを奥さんの英子さんが上手に調理する。
その料理が美味しそう。
私は主婦歴もう12年だけどいつになったらこんな素敵な料理をパパっと出せるようになるんだろう。
憧れる…
なぜ愛知県の有名なニュータウンの一角にこんな素敵な空間が出来たかというと、旦那さんの修一さんは団地計画の有名な第一人者だったのですが、当初の自分の理想とは離れた経済優先の風景なってしまったのをみて「一人一人でも里山を取り戻す」というスタンスでこの生活を始められたらしい。
修一さんは毎日10通ほど手紙を書くのですが、一体どこに送るのだろうと思ったら、その送り先の一つがいつも英子さんが買い物に行く肉屋さんだったり。
生活も手をつかって丁寧で人とのつながりも丁寧。
そんな修一さん90歳のご高齢。映画の途中で亡くなってしまいます。
それでも英子さんは毎日修一さんの好きなものをちゃんと作って仏前にお供えする。
無駄じゃないんだな。そういうコツコツした積み重ねが素敵な人生を作っていくんだろうな。
出来ることからコツコツ。
何をしてよいかわからなくなってきたら焦らず出来ることを考えていこう、なんていうことを教えてくれる夫婦の映画でした。
帰りは日南海岸を南下して志布志の念願のまるちょんラーメンへいくことに。
久しぶりの太平洋。天気が良くて綺麗でした。
よか一日でした。
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